あれは私が中1時。

憧れの学校に入学して間もなくの事でした。

私の学校は1クラス20人以下、学年で2組、総勢30人ちょっとの小規模学年でした。

(千代田区のド真ん中にあったのにね。笑)

ちなみに女子校。

右も左もみんな女。

私は少し…皆とは違う思考や性格で浮いていたんでしょうね。

無自覚👍👍👍私は普通の女の子👩と思っていました。

しかし、気が付けば周りには誰も居なく、女子特有の陰湿ないじめが発生していました。

でも、バカで無神経な私はそんなことに気が付かず普通に生活していたその時。

今も忘れません。

自己紹介プロフィールを作らされ、教室に張り出されていたのですが、明らかな陰キャ(そもそも人間を拒絶するような女の子ら。ちなみに私はそんな女の子らにも普通に関わっていました。)と私のプロフィール写真にマグネットで顔を隠されていることに気が付きました。

なんでそんなことするんだ？

と、思いながら普通に過ごしていた私ですが、ある日、髪ゴムを忘れて缶の筆箱に付けていたピンク色のゴムを代用して使っていた時、クラスのカースト1位の女の子に『目立ちたいの？それ、校則違反だよね？』と突然詰められ。笑

なんかムカついた私は事情を説明した上で『勉強の妨げになるくらいなら校則くらい破ってやるよ』的な事を割と威圧的に物申してからと言うもの、まぁ〜どんどん居場所を失ってしまいました。笑

幸い、私は吹奏楽部に所属していて、吹奏楽部は同じクラスには誰もおらず、隣のクラスに3人の同期が居たので、困ったら隣のクラスに逃げ込んで助けて貰ってました。

しかし、休み時間は地獄でした。

お昼ご飯はクラスで済ませなければならなかったので、急いで済ませて、大体毎日屋上で(立ち入り禁止区域…)音楽を聴き漁る日々でした。

もちろん音楽プレイヤーの持ち込みは禁止されていたのでこっそり静かに聴いて時間を潰していました。

でもー。あの時間は自分の音楽人生には必要不可欠な時間だったと思うと、今では凄く良かったのかな！と思ってます！

音楽を聴いて時間を潰して、叩きたいドラムを一生懸命イメージトレーニングの日々。

叩ける気がする！と思ったらこっそり部室に侵入し、こっそりドラムを叩いて練習練習の日々を送っていました。

それも今考えると大切な時間だったのかな！

いじめられて辛かったけど、なんだかんだ今は良かった！とすら思ってます。笑

しかし、ある時自分は崩れ始めした。

朝起きれない。

電車に乗れない。

気持ち悪い。

自分では大丈夫！と思ってても身体は嘘をつきません。

朝、目覚めに失敗するともう行く気メーターが0になりそのまま2度寝。

朝起きれてちゃんと学校に向かっていても、段々しんどくなって電車の中で気持ち悪くなり途中でリタイア、からの帰宅。

そんなことばかりでもちろん出席日数がギリギリ。

担任の先生は自分の親に向かって『この子は頭がおかしい』とすら言われたらしいです。笑

母親は大激怒してましたね。

私はもう諦めてたので何でも良かったンですけどね〜。

ただ、音楽だけあればいい。そう思ってました。

どんどん自分を失って笑ったり、泣いたり、怒ったり、あらゆる感情が自分の中から失われていくことに気付いてましたが、正直何でも良かったです。

それから、何でそうなったのか分かりませんが急に皆と仲良くなっていじめは嘘のように無くなりました。

しかし、1度失った感情はなかなか取り戻せずいて、

なんでいじめてきたのか？とかとか、そんなことどうでも良くなって、怒りも悲しみも何も無い無の状況でつるんでいました。

中3頃に何故私を仲間はずれにしたのか？と主犯格(？笑)に聞いたところ『なんかおかしな子だったから』的な事を言われました。

今じゃおかしな子！と言われたら喜んでしまうのに、当時の私はまだまだだったんだなぁと。笑

そんなこんなで私は、何となく心に傷が残ったまま(許してましたけどね。)高校生になりました。

中高一貫校だったので、メンバーは変わらず。

今度はいじめではありません。

新たな問題発生〜。

ご存知の方も多いと思いますが、私の家庭は家業として喫茶店を営んでおり、高校生になった私はバイトとして雇ってもらうことに。

そこでウチの社員にドン詰められまくる日々が始まりました。

『経営者の娘だからって甘く見る訳にいかない。』確かに。そう思います。

しかしそれは度が過ぎており、どんどん自分を追い詰める日々。

親には心配をかけまいと必死で。笑

ある時からまた身体の不調が発生。

胃に穴があくのではないかと思う程の胃痛！

何も無いのに涙が零れる！等。笑

メンタル的な部分ならまだしも、胃痛は身体にめちゃめちゃ負担で、とうとう病院へ。

お医者さんに色々なことを聞かれ、お医者さんは私に言いました。

『あんずちゃんは頑張り過ぎかもね〜。良いんだよ自分のペースで。僕はあまり病名として括りたくないけど、強いて言うなら非常に鬱に近い«自律神経失調症»かもね。だから自分のペース良いよ。それから沢山映画やドラマを見て、泣いたり笑ったり怒ったりしてみよう。』

その時、自分相当キテたんだな。と、やーーっと気付きました。

親には『なんも考えてないようなアンタが何言ってんの笑』と笑われました。

でも、もう、それでいいかなって。理解がなくても私は私でやってこーって。

そこからはテキトーーーーーに頑張ってみました。何かあっても『あんずは頑張り過ぎると死ぬらしい』と自分に言い聞かせ。

今でも正直、症状は出ます。

なんかもう色々分かんなくなっちゃったり、辛いことがあったり、ｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞｱﾞ！ってなることがあります。

薬を飲めば穏やかに生きていけます。

でも薬は辞めました。

薬漬けになる自分が凄く嫌だったから。

案外薬がなくともやっていけるもんです。

マジもう無理。死の。

とか何とか思っちゃうこと、少なくないです。

でも、そんな時の音楽だから。

音楽は何よりも良い薬です。

もし、悩んで悩んでどーしようも無くなってしまったそこのあなた。

辛いですよね。分かります！

私で良ければ付き合います。

一緒に音楽を聴きながらお茶しませんか？

人それぞれの痛みや悲しみ、怒り…十人十色。人間ですから。

それが面白いな、と思えた時。

人生は豊かになります。

ムカつくアイツのことだって許せる時が来るかもしれない。

私は誰も恨んでません。

恨まれることはあるかもしれないけど…笑

何があっても私は人類を愛してるンだよなぁ〜〜〜？

2020.09